今までブログを読んでくださっている方は、。もしかしたら気づいていたかもしれませんが、僕は「無意識」ではなく、「無自覚」という言葉をよく使っています。無意識でも意味は通じるのに、なぜわざわざ別の表現をするのか。実は、これら2つの意味を明確に分けて使っています。
そしてこの違いこそが、ただの言葉の綾ではなく、「人はなぜ苦しくなるのか」「なぜ分かっているのに動けないのか」という、人生の本質に関わっていると強く感じているからです。
「無意識」という言葉は、心理学の分野をはじめ、潜在意識やトラウマ、さらには仏教の「阿頼耶識(あらやしき)」という考え方に至るまで、非常に深い層の記憶や反応を指す言葉です。
簡単に言えば、自分では認識できていない領域。
そのため、無意識という言葉にはどこか「自分ではどうにもできない、抗えない深層」というニュアンスが含まれやすくなります。
一方で、僕がよく使う「無自覚」は、“まだ自分自身で気づけていないだけ”という意味です。
例えば、嫌われないように立ち回る、空気を読みすぎてしまう、我慢することが当たり前になっている、本音よりも正解を優先している……これらは無意識というよりも、「自分でも気づかないくらい、日常で自然になりすぎている反応」です。これこそが、僕の言う“無自覚”の正体です。
「変えられない深層」ではなく「気づけば変わる領域」
ここを切り分けることが、実はものすごく大事なんです。なぜなら、すべてを無意識のせいにすると、どこか「自分では変えられないもの」として諦めてしまいやすいからです。
しかし、無自覚なだけであれば、客観的に気づいた瞬間からその場で変化が始まります。
僕は、人を力づくで無理に変えたいわけではありません。ただ、「自分でも気づかないうちに、どんな前提を握りしめて生きているのか」を可視化し、もしその現状に納得がいかないのであれば、そこを一緒に見つけていきたいのです。
頭では理解しているのに、なぜか同じ失敗やパターンを繰り返してしまう。その裏には、あなたの意志の弱さではなく、“無自覚の守り”が働いていることがほとんどです。
人間は、変わりたいという前向きな気持ちよりも、「傷つかない」「嫌われない」「孤独にならない」という痛みの回避を無自覚に優先することがあります。そしてそれは決して弱さではなく、過去の傷つきやすい自分を守るために、当時はどうしても必要だった防衛反応でもあるのです。だからこそ、あなたが動けないのはサボっているのではなく、無自覚に必死で今の自分を保護している状態だったりします。
順調なはずなのに満たされない、静かな違和感の正体
そしてこの現象は、一見うまく人生が回っている人にも本当によく起こります。
仕事も順調で、人間関係も悪くない、周りから見れば十分に恵まれている。それなのに、なぜか心から満たされない、違和感がずっと消えない、ちゃんと笑えているはずなのにどこか苦しい。そんな心のモヤモヤも、すべて無自覚の領域が発している大切なサインです。
本音をどこかに置き去りにしたまま、外側の世界へ“正しく生きること”に適応し続けた結果、「状態は良いはずなのに、自分の中でどうしてもしっくりこない」というズレが起きてしまいます。
だから僕は、「あなたの無意識を根底から変えましょう」という大それたアプローチよりも、まずは「自分の無自覚な癖に気づいていく」プロセスを何より大切にしています。自分の現在地に気づくことができれば、人は無理に自分を変えようと力まなくても、自然と日々の選択が変わり始めるからです。
これまで、なぜか同じことで悩み続けていたり、頑張っているのに苦しかったり、本音が分からずに人生がどこか噛み合わないと感じていたとしても、全く問題ありません。無自覚だったその防衛システムに気づいていくと、少しずつ「こうしなきゃ」という強迫観念ではなく、「本当はこうしたかった」という内側の純粋な本音で軽やかに動けるようになっていきます。
これからの人生は、外側の正解に合わせて強引に自分をコントロールするものではありません。
「自分は何を守るために、今の選択をしているのだろう?」 その盲点に深く納得がいったとき、現実は力まなくとも、本来のルートへと自然にカチッと噛み合っていきます。僕が体感セッションで行っているのは、そのための「気づくサポート」なんです。
【体感セッションのご案内】
- 「頑張って成果も出ているはずなのに、なぜか心が満たされない、しっくりこない」
- 「『分かっているのに動けない』という、自分を縛る無自覚なパターンの正体を知りたい」
- 「必死に自分をコントロールするのをやめて、現実が自然と噛み合う安心感を掴みたい」
現在、【体感セッション(90分)】をお申し込みフォーム(HP)にて受け付けています。
外側のノウハウをどれだけ詰め込んでも、あなたの固有の「無自覚な選び方の癖」は解消されません。自分一人ではどうしても盲点になってしまう前提の設定バグをピンポイントで特定し、現実の回路を正常に繋ぎ直す時間です。頭の理解が「できるという確信」に変わる瞬間を、直接確かめに来てください。

